NW-A16
今回は音質についてです。
もし音質を比較するとすれば比較対象は『F880シリーズ』になると思うのですが、
かなり前に売ってしまったので比較しようがないのですが、
大体同じぐらいだと思います。
音質以外の違いは『A10シリーズ』は携帯性やSDカードによるストレージの拡張が可能。
『F880シリーズ』はAndroid OS搭載によるスマホ的な使い方が出来る。
こんなところでしょうか。
あと『F886シリーズ』と違うのは音質設定です。
ハイレゾ
まずハイレゾ音源の再生について。
ハイレゾ楽曲を再生する場合は基本的に上の写真のようにハイレゾ音響設定をOFFにします。
『A16シリーズ』のハイレゾ再生時は基本的にClearAudio+やイコライザなどの音質設定が適用されません。
もしハイレゾ楽曲にもClearAudio+などの音質設定を適応させたければ、
ハイレゾ音響設定をONにしないといけません。
ただ「ハイレゾ楽曲をCD相当の音質で再生することで、」と説明があるので、
CD並まで音質が落ちることになるみたいです。
それでも全然音は良かったですが。
ハイレゾ楽曲再生時にもClearAudio+やイコライザを使用したい場合は、
『ZX1』や『F880シリーズ』を買った方がいいかもしれません。
ちなみに『Xperia Z3』もハイレゾ再生時にClearAudio+やイコライザを使用出来ます。
Xperia Z3とA、F、ZXの違うところはフルデジタルアンプの『S-Master HX』が搭載されていないところでしょうか。
DSEE HX
次はDSEE HX。
DSEE HXはMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップグレードする機能です。
で、『A10シリーズ』ではDSEE HX使用時はイコライザなどの音響機能と併用出来なくなっています。
『F880シリーズ』や『ZX1』『Xperia Z3』は併用出来ます。
ClearAudio+
次はClearAudio+。
基本的に私はこの機能を使って聴いています。
これをONにするとサウンド設定を最適化、
ソニーおすすめの音質設定にしてくれます。
自分でイコライザをいじるのが面倒なのでこの機能は助かります。
当然ClearAudio+使用時はイコライザは使用できません。
DSEE HXなどのほかの音響機能との併用も出来ません。
そして上でも書きましたが『A10シリーズ』ではハイレゾ再生時にはClearAudio+は適用されません。
その他
その他の設定はイコライザ。
サラウンドなどこのあたりは他の機種と同じですね。
当然ノイズキャンセリング、クリアステレオやダイナミックノーマライザーなどの機能も搭載されています。
というわけで今回は音質、音質設定についてでしたが、
正直耳が肥えてないのであまり参考にはならないと思いますが、
個人的には『F886シリーズ』と大差ないように感じました。
ただ大きな違いはハイレゾ楽曲の再生ですね。
何も設定しなくてもハイレゾ楽曲は良いのですが、
その上でさらにイコライザなどで自分好みの音質設定で聴きたい場合は『F880シリーズ』や『ZX1』の方がいいかもしれませんね。
でも『A10シリーズ』の携帯性や物理ボタンによる操作性の良さも捨て難いですよね・・・
Posted from するぷろ for iOS.
コメント